小説
『横断歩道のロボット』

 家の近くの横断歩道に、ロボットが立っていた。
 車の往来が多く危険なT字路に自治体が配備した歩行者介助用のロボットだった。
 雨の日も風の日も、炎天下の日も雪の日も、ロボットはよく働いた。
 しかしロボットの身体には、日に日に傷が増えていき──

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